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全羅道
 
1.内蘇寺(ネソサ)     扶安プアン  
内蘇寺

新羅時代(633年)に恵丘(ヘグ)師が建立、その後17世紀に青旻(チョンミン)師が大雄宝殿などを建て、再建しました。この大雄宝殿では、韓国仏教建築の特徴である丹青(タンジョン)の華麗な色彩が見所になっています。

 
2.禅雲寺(ソヌンサ)    高敞コチャン  
禅雲寺

全羅北道南部の西海近くにあり、かつては大きな寺でしたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に焼失しました。現在は大雄宝殿、万歳楼、霊山殿、冥府殿と、兜率庵など4つの庵子があります。春のツバキ、夏から初秋の彼岸花、秋の紅葉が有名です。

 
3.白羊寺(ペグヤンサ)   長城チャンソン  
白羊寺

内蔵山国立公園の中にある白羊寺は百済の武王の時代(632年)に創建されたと伝えられています。入り口にある双渓楼とその手前にある池と白い岩が屏風のようにそびえている景色は一見の価値があります。

 
4.雲住寺(ウンジュサ)   和順ファスン  
雲住寺

他の寺院とは異なり独特な仏像と仏塔があることで雲住寺は有名です。かつては、千体の仏像と千基の仏塔がありましたが、現在では約100体の仏像と20基の仏塔が残っています。

 
5.無為寺(ムイサ)     月出山ウォルチュルサン  
無為寺

史蹟記によると新羅39年(617年)に元暁大師により観音寺として創建されたと言われていますが、定かではありません。1430年に建立された極楽宝殿の内部には菩薩などを描いた壁画が残っています。

 
6.大興寺(デフンサ)    海南ヘナム  
大興寺

6世紀に阿道和尚によって創建されたと伝えられる大興寺は、朝鮮中期以降、西山大師により護国寺院として大きく栄え、多くの禅僧と教学僧を輩出しました。また、韓国茶文化の聖地としても有名です。

 
7.美黄寺(ミファンサ)   海南ヘナム  
美黄寺

韓国最南端にある名刹。海辺にあるため創建にまつわる説話や境内の文化財にも海に関連するものがたくさんあります。ここから眺める夕日はたいへん美しく、またこの寺に泊まるテンプルステイも実施されています。

 
8.白蓮寺(ペンリョンサ)  康津カンジン  
白蓮寺

高麗時代に王族と貴族が独占した仏教を批判して、民衆仏教を唱えた白蓮結社運動の中心地として有名です。朝鮮時代に仏教が弾圧され弱体化した時も、教えと実践を守りました。

 
9.松広寺(ソンガンサ)   順天スンチョン  
松広寺

順天スンチョン韓国の三方寺刹のひとつの僧宝の道場として有名なところです。高麗時代に普照國師・知訥が中心になって仏教改革運動を起こしてから、十六名の国師(国家の僧侶)を輩出した寺院として知られています。

 
10.双ゲ寺(サンゲサ)    智異山チリサン  
双?寺

華厳寺とともに智異山を代表する名刹。9世紀には真鑑国師が中国からお茶を持ち帰って寺の周囲に植えたことでも知られています。また、仏教音楽の梵唱を本格的に始めた教育施設だった八泳楼も見逃せません。 

 
11.華厳寺(ファオムサ)   求禮クレ  
華厳寺

544年にインドから来た縁起祖師によって創建された古刹。朝鮮時代に再建された大雄殿の左にある覚皇殿の前には、統一新羅の時代の作である韓国最大の石灯籠があります。

 
12.実相寺(シルサンサ)   智異山チリサン  
実相寺

智異山の北端にあり、最高峰の天王峰と向かい合っています。参禅を目的とした「九山禅門」の寺の中で一番早く道場を起こした寺として有名です。1つの寺としては一番多くの文化財を持つことでも知られています。

 
13.金山寺(クムサンサ)   金堤キムジェ  
金山寺

599年に建立され、国宝62号に指定されている弥勒殿など多くの仏教建築が境内にあります。弥勒殿は外から見ると三層になっていますが、建物の中は繋がっていて12メートル近くもある弥勒菩薩像が置かれています。