古代東アジア各国にとって、外国との関係と外来の文物の輸入・使用は、自国の統治や政治・文化的性格を決定する重要な要素でした。中国大陸と日本列島の間に位置する韓半島でも、先史時代以来、外部地域との交渉を続けられてきましたが、三国時代には国ごとに交渉の相手や輸入する品に違いが表れ、その差が国の性格を決定付ける要素にもなりました。本講演では、韓半島の三国のうち特に顕著な違いを見せる百済と新羅の外来文物を紹介し、そこから見える両国の対外政策と文化的差異を探ります。
日本大学文理学部史学科考古学専攻1999卒業
忠南大学校大学院考古学科考古学専攻・博士前期2001修了
釜山大学校大学院考古学科考古学専攻・博士2005修了
2003/12~2008/02忠南大学校百済研究所客員研究員
釜山大学校考古学科 非常勤講師
高麗大学校考古美術史学科非常勤講師
高麗大学校考古環境研究所研究教授
忠北大学校考古美術史学科 非常勤講師
韓国伝統文化学校文化遺跡学科 非常勤講師
忠南大学校考古学科非常勤講師を経て、日本大学文理学部准教授
東京学芸大学 非常勤講師を経て明治大学文学部兼任講師2012/04-現在
日本大学文理学部教授2013/04-現在。
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「韓半島三国時代の対外交渉 -古代ユーラシアの中の百済と新羅」
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