物事、出来事に対する感じ方、考え方が根本的に異なる日本人と韓国人
韓国側から見た韓国・朝鮮近代史の講座です。
それを踏まえて韓国人の行動がなぜそうなるかを解説し日本人が理解できない思考を読み解きます。
講師:武井一先生(東京都立日比谷高校講師)
日本と韓国は国民レベルではお互いに芸能、映画から料理に至るまで関心が高く相互の往来も盛んですが、国家間では常に摩擦が絶えません。北朝鮮との関係においても拉致問題等があり未だ国交がありません。このような複雑な日韓・日朝関係の原因は国民の多くが歴史、特に近現代史を正確に理解していない事にあると思われます。講師は韓国・朝鮮史のエキスパート 武井一先生にその当時の背景や状況を韓国側からの視点で講義していただきます。
日本人と韓国人、互いに本音で言いたい事は…
★ここがヘンだよ日本人、なぜ怒っているの?韓国人
★謝ってすむ問題じゃない日本人! わかってほしい韓国人!
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日韓関係を第三者が見ると…
★なぜ不機嫌? 日本人も韓国人も
★詳しい歴史を知らない? 日本人も韓国人も
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相手を理解するための知恵とは? 講師:武井一先生が解説していきます!
私の意識としては、
どっちもどっち、お互いに思い違いをしている。分かってくれると思っている。
でもそうではないのだ。違うのだから割り切るしかない。
和解ではなく、日韓双方とも知り合うこと、という思いを強く持っています。
韓国人が歴史を知っているというのは、一種の幻想です。
植民地時代について語れるのは、それが韓国史であるからで、
彼らが日本史(例えば、室町、鎌倉)について語れるかと言えば語れません。
また、台湾の植民地時代史についても語れないと思います。
さらに、教育の仕方が違っていて、
日本は教科書「で」教えるのに対して、
韓国は教科書「を」教えることもあります。
科挙の伝統を背景に持っている為と思いますが、
この教育の仕方は、教科書がすべてになってしまうのです。
そのため、歴史も教科書に載っていることがすべて。
それで一切を分かったような気分になってしまいます。
さらに「あるべき」歴史、「正義」の歴史になってしまうので、
物事が善悪の問題になってしまうことになります。
本の趣旨に必ずしも賛成はしませんが、
山野車輪の「嫌韓論」はそこを見事に突いています。
私も同様の経験をしています。
(武井一先生 談)
【参考資料リンク】
寄稿 似ているようで違う韓日…武井 一(民団新聞 2020年1月1日号)
【武井一先生プロフィール】
1963年生まれ。成蹊大学大学院法学政治学研究科博士前期課程修了。1989年より高等学校で時間講師として社会科を教える。1997年~2006年、KBSワールドラジオの日本語放送で、韓国を紹介する番組の解説を務める。現在、都立日比谷高等学校他5校で社会科、韓国語を担当し、その教え方には定評あり。また、早稲田大学エクステンションセンター、亀戸文化センターで韓国史、韓国文化の講座を持つ。著書に『「ソウルに刻まれた日本』『慶州で2000年を歩く』『ソウルの王宮めぐり』『朝鮮王宮完全ガイド』『皇室特派留学生』、他に協力本、論文多数。朝鮮学会、高等学校韓国朝鮮語教育ネットワーク会員。
全12回(90分)
<第1部 朝鮮時代から日露戦争まで>
第1回 朝鮮時代と江戸時代
2021年1月30日(土) 14:00~15:30
第2回 思考の違いと地政学
2021年2月20日(土) 14:00~15:30
第3回 明治維新と興宣大院君政権(1850年代~1873年)
2021年3月6日(土) 14:00~15:30
第4回 西郷隆盛の下野と朝鮮開国(1873年~1882年)
2021年3月20日(土) 14:00~15:30
第5回 開国の反発と開化路線の対立(1882年~1894年)
2021年4月3日(土) 14:00~15:30
第6回 日露の対立と朝鮮の生き残り対策(1894年~1905年)
2021年4月17日(土) 14:00~15:30
第7回~第12回の日時は3月半ばまでにお知らせいたします。
<第2部 日韓併合から現代まで>
第7回 日本による植民地化(1904年~1910年)
第8回 植民地統治と大韓民国臨時政府(1910年~1945年)
第9回 降伏=光復:そして独立へ(1945年~50年)
第10回 朝鮮戦争(1950年~1963年)
第11回 朴正熙政権と軍事政権(1963年~1993年)
第12回 現代まで(1993年~)
※テーマは若干変更される可能性があります。
旅行企画・実施 | 株式会社三進トラベルサービス 東京都知事登録旅行業2-6204号 全国旅行業協会(ANTA)正会員 (旅行条件書) |
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オンラインセミナー参加費用
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②前期6回、後期6回それぞれ一括 14,000円(税込)
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