古墳時代の歴史がどのように展開したのかをあらためて考えます。古墳が出現する弥生時代後期(1~2世紀)から説き起こし、3~4世紀のヤマト王権の実態、5世紀の巨大古墳と倭の五王の正体、継体から欽明へと受け継がれる中央政権の強化、古墳消滅の背景などについて、近年の発見や新しい解釈を大幅に取り入れつつ、新しい古墳時代史を叙述します。
愛媛県生まれ。
1984年大阪大学文学部国史学科を卒業。
1986年同大学院文学研究科修士課程修了。
1990年同大学院文学研究科博士課程を中退し、岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手に就任。
1995年岡山大学文学部助教授、2007年同社会文化科学研究科准教授、2010年教授。
2004年岡山市文化奨励賞を取得。
2005年「日本列島先史時代の武器と戦い」で大阪大学博士(文学)を取得。
2008年『列島創世記-旧石器・縄文・弥生・古墳時代-』でサントリー学芸賞をそれぞれ受賞している。
読売新聞読書委員。
2014年国立歴史民俗博物館考古研究系教授。専攻は考古学。最近の研究テーマは、「弥生時代~古墳時代の日本列島史と吉備地域史の考古学的調査研究」、「戦争と平和の考古学的研究」、「進化・認知科学を用いた考古学理論の再構築」、「日本列島およびブリテン島先史社会の比較考古学的研究」
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