現在、世界で唯一の分断国家である韓国と北朝鮮。朝鮮半島のほぼ中央を東西に渡って軍事境界線[韓国名:軍事分界線または休戦線]が引かれています。1945年、日本の敗戦により新たに占領したアメリカとソビエト連邦は北緯38度線を境界としていましたが、1950年に朝鮮戦争が勃発、3年にわたって戦われ1953年に休戦となりました。その休戦協定締結時の南北両軍の最前線が現在まで軍事境界線として、そして境界線から双方2kmの区域は非武装地帯(DMZ)となって、南北を分断しています。軍事境界線付近は現在も両軍が対峙しており、常に緊張状態にあります。
本ツアーで訪れる鉄原(チョロン)は半島中央部にあり、北朝鮮側の平康(ピョンガン)と金化(キムァ)を結んだ地域を、後に鉄の三角地帯と呼ばれる程の朝鮮戦争激戦地でした。一般人が自由に立ち入る事ができない民間人統制区域に入るため、手続のためパスポートが必要で、域内はシャトルバスに乗って見学致します。日本語ガイドがソウル市内出発から到着までご案内いたします。専用車(プライベートカー)はソウル市内とシャトルバス乗車場がある白馬高地駅までの往復をご案内いたします。
★コース詳細★
第二トンネル
1975年3月19日に韓国軍地域で2番目に発見され、1時間で重武装の兵士約3万人や野砲などによる大規模な潜入・戦闘ができるよう、特殊設計された韓国を奇襲・侵略するためのトンネルです。
鉄原平和展望台
2007年8月に竣工された鉄原(チョロン)平和展望台は、2階の展望台から 休戦ラインの非武装地帯をはじめ、平康(ピョンガン)高原や北朝鮮の宣伝村などが見渡せ、第二トンネルの模型体験など、多様な安全保障関連展示物が見物できます。
月井里(ウォルジョンニ)駅
京元(キョンウォン)線の仮設駅です。京元線は、ソウル~元山(ウォンサン)間の221.4kmを結ぶ産業鉄道で、鉄原で生産された農産物や元山の海産物を輸送する幹線鉄道でした。
労働党舎(ノドンタンサ)
鉄原は第二次世界大戦後から朝鮮戦争までの間は北朝鮮の領土でした。この建物は北朝鮮が共産独裁政権の強化と住民統制を目的に建設したもので、朝鮮労働党鉄原郡党舎として使われていました。無鉄筋の共産主義国特有の建築方式で、朝鮮戦争の激戦により2階と3階は内部が崩れ、無数の弾痕が残っています。現在は、近代文化遺産登録文化財第22号に指定され、管理されています。
◎写真提供:韓国観光公社
時間帯 | スケジュール | 食事 |
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10時間所要 | ①ソウル市内07:00出発 ②ソウル市内08:30出発 ③ソウル市内10:00出発 ※11月~2月は09:30出発 ソウル市内のご宿泊ホテルからガイドと合流、専用車にて江原道・鉄原にある安保ツアーの手続きを行う孤石亭(コソクチョン)[漢灘江(ハンタンガン)観光事業所]に向かいます。 ≪所要時間2時間から2時間30分≫ ↓ ②と③は自由食の昼食をお召し上がり下さい。 ↓ 孤石亭到着後、パスポートチェックを行いガイドと共にシャトルバスに乗車致します。 ◆専用車・ドライバーは孤石亭にて待機となります。 ↓ ★鉄原DMZ(鉄の三角地帯)見学 ①10:30-13:30 ②13:00-16:00 ③14:30-17:30 ※11月~2月は14:00-17:00 <見学所要時間3時間から3時間30分> 孤石亭[漢灘江観光事業所]⇒第8統制所⇒①第二トンネル⇒②鉄原平和展望台[モノレール]⇒③月井里(ウォルジョンニ)駅⇒④近代文化遺跡センター[車窓見学]⇒⑤労働党舎⇒第5統制所⇒孤石亭[漢灘江観光事業所] ↓ ツアー終了後、ガイドと共に専用車に乗車、①は自由食の昼食となります。 ↓ ソウル市内のご宿泊ホテルに向かいます。 ≪所要時間2時間から2時間30分≫ |
朝:- 昼:自由食 夜:- |
2名様(1名様あたり) | ¥40,000 |
3名様(1名様あたり) | ¥30,000 |
4名様(1名様あたり) | ¥26,000 |
5名様(1名様あたり) | ¥22,000 |
6名様(1名様あたり) | ¥21,000 |
◆1名様ご参加の場合は旅行代金¥62,000になります。 ◆旅行代金にはガイド代金、ドライバー代金、ガイド・ドライバー昼食代、高速料金、駐車料金が含まれております。
現地旅程管理会社 | 株式会社三進トラベルサービス 東京都知事登録旅行業第2-6204号 【旅行企画・実施】株式会社TABi´Z タビーズ 観光庁長官登録旅行業第1906号 JATA正会員・ボンド保証会員 ( 旅行条件書 ) |
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