韓国地方旅プランナーでエッセイストの小暮真琴さんが企画した全州発扶安(プアン)を巡るツアーです。扶安は全州駅から西に車で約1時間半、韓国中部の西海岸に位置し市域の大部分が辺山半島となっています。海岸沿いは遠浅が続く一方、内陸は山や川、その中に滝があるなど自然豊かな所です。漁業が盛んで、ここで生産される塩辛は美味しい事で有名です。
彩石江(チェソッカン)とポンファ峰一帯は、粒子の大きさや構成している物質が異なる堆積物が重なって作られた堆積地形を持続的な波の侵食作用によって形成された海食崖や洞窟が壮観をなす辺山半島の代表的な観光スポットです。ここは海食崖によって露出した堆積層、褶曲や断層のような地質構造、マグマの貫入によって形成された貫入岩体、生成環境を類推できる多様な砂利で構成された礫岩層、過去の湖環境で発達した三角州ローブ堆積体といった学習要素が豊かで野外学習場として非常に重要な価値を持っています。
水聖堂(スソンダン)は扶安郡の海岸線に建つ小さな祠です。古代から中世にかけて、航海の安全祈願の祭祀が行われた場所と考えられています。水聖堂付近では百済時代の祭場が見つかり、多くの遺物が出土していますが、当時の日本(倭国)との関係を示す遺物も見つかっています。
来蘇寺(ネソサ)は百済時代の武王34(633)年に恵丘頭陀(ヘグドゥタ) が建立した寺で、元々の名称は蘇来寺(ソレサ)でした。
現存する 建物及び重要文化財には、宝物・大雄宝殿をはじめ、宝物・高麗銅鐘、宝物・法華経折本写経、宝物・掛仏などや全羅北道有形文化財に指定されている寮舎チェの建物、説禅堂(ソルソンダン)、三層石塔があり、来蘇寺一帯は全羅北道記念物に指定されています。境内の入口にある一柱門からおよそ600メートルは「美しい道100選」に選ばれたモミの木の林道が続いており、訪れる人々に季節ごとに違った風景を見せています。
コムソ塩田は扶安にある天日塩の塩田です。とてもめずらしい天日塩田でここで取れる塩はコムソ塩辛の原料となります。
<小暮真琴さんのプロフィール>
小暮真琴(ビョン)
韓国地方旅プランナー&エッセイスト。
韓国を200回以上訪問し2018年に全自治体162市郡をすべて踏破。
韓国地方旅講座の講師や地方旅ツアーの企画、エッセイ執筆を行なっている。
時間帯 | スケジュール | 食事 |
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所要8時間 10:00~18:00等 | 全州までは 地方旅「らくらくパック」をご利用ください。 終了後、ご宿泊ホテル~全州駅へ。 |
昼:ハマグリの石窯ごはん |
2名様(1名様あたり) | 290,000ウォン |
3名様(1名様あたり) | 200,000ウォン |
4名様(1名様あたり) | 160,000ウォン |
1名様および5名様以上の場合はお問い合わせください。 | 大人・子供(6歳以上)同料金 |
【代金に含まれているもの】 日本語案内人代金、タクシー代、食事代(お客様および案内人・ドライバー)、入場料、有料道路料金、駐車料金
<2023年6月1日現在>
現地旅程管理会社 | 株式会社三進トラベルサービス 東京都知事登録旅行業第2-6204号 【旅行企画・実施】株式会社TABi´Z タビーズ 観光庁長官登録旅行業第1906号 JATA正会員・ボンド保証会員 ( 旅行条件書 ) |
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