韓国地方旅プランナーでエッセイストの小暮真琴さんが企画した安東発のオプショナルツアーで、安東市内を巡るツアーです。韓国の古き良き伝統を求めて韓国を旅するなら、韓国南東部・慶尚北道(キョンサンブクド)の安東(アンドン)がおすすめです。安東は「韓国精神文化の都」と呼ばれ、朝鮮時代の儒教文化が今に受け継がれている美しい自然に囲まれた地方都市です。2021年1月5日には、KORAIL中央線・西原州(ソウォンジュ)~堤川(チェチョン)間などの新線開通にともない新規投入された新型高速列車・KTX-イウム号が、ソウルの東の玄関口・清凉里(チョンニャンニ)駅~安東駅間で営業運転を開始、最速2時間で安東まで行けるようになり、ソウル首都圏からも気軽に旅することができるようになりました。
イェッキマウルは安東ダムの畔にある芸術と才能の村です。狭い路地の壁には色とりどりの壁画が描かれ、町全体が野外美術館や写真ゾーンとして話題です。
ソンソン水上路散策は長さ約1km、幅2.7mの安東湖(アンドンホ)の上に浮く水上路散策路です。デッキ中央にはフォトゾーンが設置されています。散策路に沿って歩いて、季節や天候によって変わる安東湖の景色をお楽しみください。
陶山書院(トサンソウォン)は、元々は1560年に李滉(イ・ファン)によって建てられた陶山書堂で、彼の死後、祠が設けられるとともに書院として整備されました。韓国の旧1000ウォン札にも李滉とともに描かれていました。
1970年代、安東ダムの建設に伴い古建築7棟が移築され、のちにこれを再利用し、文化空間として伝統リゾートクルメが誕生しました。
韓国の伝統家屋である韓屋にはいくつかの種類があります。伝統リゾートクルメでは、朝鮮時代の貴族階級である両班(ヤンバン)の住まいであった大家(テガ)、儒教において重要な儀式である祭祀(チェサ)を行なう齋舎(チェサ)、朝鮮時代にこの地の出身官僚たちが政界を離れたのち、故郷に戻って学問修養をした庵である亭子(ジョンジャ)といった様式の韓屋を見ることができます。
伝統リゾートクルメには伝統文化を体験できる様々なプログラムがあり、今回はコチュジャン作りを体験していただきます。
安東民俗村は安東ダムの造成によって水没した地域にあった家屋を数軒移築して作られたもので、村の入口には村の守り神である二つの大きなチャンスンが立っています。その先には地元が生んだ詩人であり独立運動家であった李陸史(イ・ユクサ)先生の詩碑があります。詩碑には代表作である「曠野」の詩が刻まれています。
安東民俗博物館は、安東ダム民俗景観地内にあります。安東の民俗文化の調査・研究・保存・展示をすることで韓国国民の社会教育の場と市民の休息の空間となっています。171,630平方メートルの敷地に屋内博物館と屋外博物館があり、屋内博物館には安東における地方文化の特徴である儒教文化、特に冠婚葬祭を重点的に展示するとともに、安東特有の民俗遊びを模型展示しています。その他、映像観覧のための視聴覚室と映像室も備えています。屋外博物館には宝物である石氷庫をはじめとし、安東ダム建設時、水没地域に散在していた伝統古家屋など約20点の重要生活文化資料を移建し、展示しています。
<小暮真琴さんのプロフィール>
小暮真琴(ビョン)
韓国地方旅プランナー&エッセイスト。
韓国を200回以上訪問し2018年に全自治体162市郡をすべて踏破。
韓国地方旅講座の講師や地方旅ツアーの企画、エッセイ執筆を行なっている。
時間帯 | スケジュール | 食事 |
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所要8時間 10:00~18:00等 | 安東までは 地方旅「らくらくパック」をご利用ください。 終了後、ご宿泊ホテル~安東駅へ。 |
昼:サバ定食 |
2名様(1名様あたり) | 250,000ウォン |
3名様(1名様あたり) | 180,000ウォン |
4名様(1名様あたり) | 150,000ウォン |
1名様および5名様以上の場合はお問い合わせください。 | 大人・子供(6歳以上)同料金 |
【代金に含まれているもの】 日本語案内人代金、タクシー代、食事代(お客様および案内人・ドライバー)、入場料、有料道路料金、駐車料金
<2023年6月1日現在>
現地旅程管理会社 | 株式会社三進トラベルサービス 東京都知事登録旅行業第2-6204号 【旅行企画・実施】株式会社TABi´Z タビーズ 観光庁長官登録旅行業第1906号 JATA正会員・ボンド保証会員 ( 旅行条件書 ) |
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