韓国地方旅プランナーでエッセイストの小暮真琴さんが企画した江陵発のオプショナルツアーで、江原道の中心都市のひとつ・江陵市内を巡るツアーです。自然景観が美しく、見どころの多い江原道(カンウォンド)。その東海岸にある都市、江陵(カンヌン)と東海(トンヘ)に最近新しい観光スポットが登場して注目されています。ソウル駅から新型高速列車のKTX-イウムに乗れば、江陵は約2時間、東海は約2時間半で着きます。ソウルからちょっと足を延ばして江原道の人気スポットをめぐってみませんか?
甘湫寺(カムチュサ)は東海(トンへ)の海辺にある小さなお寺です。新羅51代の真聖女王の3番目の娘である善花公主(ソンファコンジュ)の伝説が伝わります。近くの海水浴場からは美しい日の出が見られます。
2021年6月にオープンしたトッチェビゴルスカイバレーは、展望台の「スカイウォーク」を始め、アトラクションの「スカイサイクル」、「ジャイアントスライド」などを備えた観光施設。高さ59メートルのスカイウォークは、歩道がところどころガラス張りになっていて下が透けており、ちょっとしたスリルが味わえます。江原道・慶尚道辺りの方言である「トッチェビ」は、標準語では「トッケビ」といい、「鬼、お化け」を表す言葉です。スカイバレーが作られた場所にトッチェビ谷の伝説があることからこの名が付きました。トッチェビゴルスカイバレーから坂を下って海の方に行くと、海に突き出た歩道であるトッチェビゴルヘラン展望台があり、上から見ると鬼の金棒の形になっています。ここも歩道がガラス張りになっているところがあり、足元に透き通ったきれいな海が見えます。
ノンゴルダムギルは、1941年に開港した墨湖港の歴史と村の人々の暮らしの物語が残されているところで、東海文化院が主管した2010年のノンゴルダムギルプロジェクトを皮切りに、地域のお年寄りと芸術家が参加して現在の姿になりました。ノンゴルダムギルにはかわいらしいユニークなカフェが多く集まっています。
許筠・許蘭雪軒記念公園は、訓民正音で書かれた最古の小説の作者である許筠(ホギュン)と、李氏朝鮮時代の詩人・許蘭雪軒(ホナンソロン)きょうだいの生家と記念館がある公園です。韓屋様式の記念館には、許筠の代表作『洪吉童伝』が展示されています。
2021年12月、江陵の鏡浦湖近くにオープンしたアルテミュージアム江陵は、デジタルメディアデザイン会社のd’strictが3番目にプロデュースしたイマーシブメディアアート常設展示館です。白頭大幹の山脈が走る江原道と江陵の地域的特性を反映した12種類の多彩なメディアアート展示が1,500坪の空間に広がります。各作品は「永遠の自然」をテーマに制作されており、視覚的なインパクト、迫力のあるサウンド、高級感のある香りとともにメディアアートが体験できます。
<小暮真琴さんのプロフィール>
小暮真琴(ビョン)
韓国地方旅プランナー&エッセイスト。
韓国を200回以上訪問し2018年に全自治体162市郡をすべて踏破。
韓国地方旅講座の講師や地方旅ツアーの企画、エッセイ執筆を行なっている。
時間帯 | スケジュール | 食事 |
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所要8時間 10:00~18:00等 | 江陵までは 地方旅「らくらくパック」をご利用ください。 |
昼:クサウオのスープ |
2名様(1名様あたり) | 330,000ウォン |
3名様(1名様あたり) | 240,000ウォン |
4名様(1名様あたり) | 200,000ウォン |
1名様および5名様以上の場合はお問い合わせください。 | 大人・子供(6歳以上)同料金 |
【代金に含まれているもの】 日本語案内人代金、タクシー代、食事代(お客様および案内人・ドライバー)、入場料、有料道路料金、駐車料金
<2023年6月1日現在>
現地旅程管理会社 | 株式会社三進トラベルサービス 東京都知事登録旅行業第2-6204号 【旅行企画・実施】株式会社TABi´Z タビーズ 観光庁長官登録旅行業第1906号 JATA正会員・ボンド保証会員 ( 旅行条件書 ) |
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